事例紹介|中村原田国際特許商標事務所|東京都足立区

01

ネグロス電工株式会社

電線支持金具の発明から日本有数のメーカーへ

僅か数人の電気工事店が、電線管を支持する簡単な金具を発明して、
現在、資本金2億円の日本でも有数な電材メーカーに成長した会社です。


一般の方にはそれほど知られていないかも知れませんが、
実は「ネグロス電工」という会社は、業界では知らない人はいない超有名な会社です。
ですから業界の方がこれを読んだ場合、
「あの有名なネグロス電工!?」ということになるはずです。


そうです、あの「ネグロス電工」は、
創業者の社長「菅谷政夫さん」が「ネグロス協電社」という
電気工事店を開業し、その電気工事の作業を簡単にしようとして
工夫した発明がきっかけとなって今日に至っているのです。


その発明は、「パイラック」という商品名の金具で、
それまで針金で縛りつけていた電線管を、
ワンタッチの金具で止めるようにしたものです。
現在のネグロスも続々と新製品やビジネスモデルなどを開発していますので、
益々発展し続ける電材メーカーの優良企業になっています。

02

株式会社CAC

副作用のない化粧料の発明で、化粧品会社へ

「CAC化粧品」をご存知ですか?
この「CAC化粧品」のきっかけとなった発明も当事務所から出願されたものです。
しかもこの発明は日本だけでなく、なんと10数カ国にも及ぶ
世界的な特許として認められています。


実は、この発明が特許庁から一度拒絶されたときに、
当時の社長自ら審査官と面接し、データを示してこの発明の効果を
説明したところ、特許として認められたという経緯があります。
あの発明王エジソンも特許庁へ出向いて何度も審査官に
説明していたことがあるそうです。
大事な発明を育てるには、発明者の熱意も欠かせません。


「CAC化粧品」のその後のご活躍は、テレビCMでもおなじみですね。

03

東京技研工業株式会社 

既存の技術を組み合わせて新しいモノ造りを

「画像処理自動選別機(View Checkr)」は、ネジを選別する措置です。この装置は、ネジを1本ずつ宙吊りに搬送する間にネジの寸法や形状、キズなどを1分間に800本もチェックすることができます。
特許出願のご依頼を受け、工場でこの装置を始めて見せて頂いたときは、まだ手作りの中吊り搬送装置とパソコンが別々に設置されており、一見しただけではどのような機械なのか全く想像できない状態でした。発明者の横山和久社長から詳しくお話を伺いながら原稿をまとめた記憶があります。このとき、この装置についてとても楽しそうに語られていたことが印象的でした。
横山社長は、自由にモノ造りができるお父さんの「町工場」や下町が大好きな少年だったそうです。
このような装置が特許を取得後、現在ではその効果が広く認められ、海外にまで販路を伸ばして会社の売り上げに大きな貢献をしています。
この発明で最も注目すべき点は、既存の技術を上手に組み合わせて、今までにない新しいモノを創り上げたことにあります。これまでにない効果や利点が得られるものであれば、たとえ既存の技術を組み合わせたものでも特許を取得することができます。
今回の発明の場合、画像処理装置とネジの搬送装置を、独自の工夫や改良を加えながら上手に組み合わせたことで、従来の画像処理装置では得られない優れた効果が生まれ、これが特許として認められたものです。
発明では、ボルトやナットなど、既存の部品を組み合わせて新しいモノを創造することが多いですが、ハイテクな機械なども、このボルトやナットのように、上手に組み合わせて新しい効果が得られるようにすると、特許になるといった良い例ですね。
「画像処理自動選別機(View Checkr)」は、平成19年度の葛飾区の葛飾認定製品として、葛飾ブランド「町工場物語」にも掲載されています。