中村原田国際特許商標事務所実用新案技術評価書のご案内実用新案登録出願は、出願すれば様式的な審査のみでそのまま登録されるとする無審査主義が採用されています。そのため、実用新案としての登録要件(新規性、進歩性、準公知、先願その他)を満たさないものも登録されるものとなっています。ただ、実用新案権を行使する場合には、権利が有効である...
中村原田国際特許商標事務所関連意匠登録出願意匠は、同一又は類似物品の同一の形態のみならず類似の形態にまで権利が及びます。その類似する範囲内では、関連意匠として登録することができます。 関連意匠登録出願は本意匠登録出願が登録された場合、その出願日から10年間の間は出願することができます。既に出願した意匠登録出願後にそ...
中村原田国際特許商標事務所部分意匠登録出願同一物品において、物品としての用途は変わらず、物品全体の形態がある程度変更される可能性があって、物品の部分に特徴がある場合には、その特徴部分を明らかにして部分意匠として出願することができます。 ただ意匠の保護対象は「物品の」形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合ですから、部...
中村原田国際特許商標事務所【発明を実施するための形態】当業者(本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者)が発明をどのように実施するかの最適と思われるものを少なくとも一つ記載します。説明・記載するに際し、その発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明します。 他の実施の形態や図面(斜視図・正面図・断面図その他の構造図、...
中村原田国際特許商標事務所特許請求の範囲【請求項n】 物(プログラム等を含む、物品の形状・構造・組合せ、組成、配合等)あるいは物を生産する方法、物を使用する方法等として具体的にどのようなものかを明らかにします。 種々な技術要素(技術的構成要件)のうち、特に権利範囲となることを明確にする事項を記載します。...
中村原田国際特許商標事務所明細書・図面のチェックポイント (特許)チェックポイントの具体的内容は特許出願の記載様式の各項目をご参照下さい。 1.発明をどのような技術要素の組合せとして権利化しますか? 特許請求の範囲中の【請求項n】それぞれで明らかにします。 2.発明の属する技術の分野、解決しようとする技術的課題は何ですか?...
中村原田国際特許商標事務所特許性と実施性1.特許が認められるとは 特許は、新しい技術を公開(出願)したものに、その代償として独占権が与えられます。出願内容の一部にでも、従来にない新しい技術内容が含まれていれば、その技術が、産業の発達に役立つものと認められて、権利か与えられ、保護されることになります。...
中村原田国際特許商標事務所特許、商標制度と商品開発について1.はじめに 2.特許・登録 3.権利の内容 4.商品開発に際しての注意点 5.意匠・商標とその周辺の権利 6.法的な紛争 7.その他 1.はじめに 特許法 発明:自然法則を利用した技術的思想の創作、高度なもの (物[プログラム等を含む]、方法、物を使用する方法、物を生...
中村原田国際特許商標事務所ビジネスモデル特許ビジネスモデル特許とは、インターネットあるいはコンピュータを使った特徴あるビジネスの発明をいいます。ただ、発明ですから、特許法に定義する「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの」の要件を満たす必要があり、また、「物」、「方法」、「物を生産する方法」のいずれかに該...
中村原田国際特許商標事務所商標の類似、商品・役務の類似1.概要 2.商標の類否 3.商品・役務の類否 1.概要 商標は、基本的には自他商品・役務を識別するための識別マーク、目印等として使用されます。それらによって識別するときの判断・認識においては、人間が記憶・認識している何らかの五感によって互いに区別するものとなっており、一般...
中村原田国際特許商標事務所特許の進歩性について特許を取得するにあたっては、進歩性が重要です。 出願される方は、以下の内容をご参照ください。 特許法に規定される「発明」、すなわち、「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの」を保護の対象とします。したがって、いわゆる「永久機関」などの自然法則の反するものや、遊戯...